高齢者一人一人と向き合う介護の業務は、やりがいはありますが、ストレスも溜まりやすい仕事です。介助しても思うようにサポートさせてもらえなかったり、場合によっては罵声を浴びせられるようなこともあります。人それぞれ価値観や性格は違うため、そういった人間トラブルを避けることは難しいものです。そんな環境で働きながらストレスを抱えている人は多くいることでしょう。では、介護士として働く人たちはどのようにしてストレスを発散しているのでしょうか。まず、挙げられるのが自分だけのお気に入りの場所を見つけるということ。落ち着くカフェ、公園、神社、自分の家の好きなスペースなど、自分の時間に浸れる場所があれば、ホッとひと息ついて気分転換することができるようです。
次に挙げられるのが、思い切り声を出すことです。仕事で溜まったうっぷんは、外に出さないと蓄積したまま。そのマイナスエネルギーを外に出すためには、何らかのアクションを起こす必要があります。例えば、誰もいない山で叫ぶ、車の中でワーッと声を出す、カラオケで思い切り歌うなど、大声を出して心の中のモヤモヤを思い切り外に出という人が多いようです。そして、ストレス発散の中でも特に効果があるといわれているのが睡眠。どれだけストレス発散をしても、質の良い睡眠ができていなければ、心身の状態は良くなりません。それは心と体が繋がっているからです。きちんと睡眠時間を決めて、眠りやすい環境を整えて、質の良い睡眠を取るようにしましょう。